新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

千葉県のロゴ

新しくロゴが作られたんですよ。それがなんだか物凄く評判が悪いのだそうです。「千葉はいろんな魅力があるのに垢抜けないイメージがある」というので、ロゴを作ったんだそうですが、そのロゴがダサいということだそうで。大笑いです。

まあロゴそのものがダサいかどうかは人それぞれ感じ方が違うでしょうから、なんとも言えませんねえ。センスの問題ですし。あと、どこにどう使うか?何と組み合わせて使うか?によっても見え方は違ってきますから、一概には言えないと思います。

というわけですが私も千葉県民なので感想を。

まず「千葉には魅力があるのに垢抜けないイメージがある」という文章の意味がわからない(笑)。読解能力がないとしたらごめんなさいねえ。まず「本当は垢抜けているのに、垢抜けないイメージを持たれている」というのが嫌なのだという前提だとしたら、そりゃ勘違いも甚だしい。実際垢抜けてないから垢抜けないイメージなんだよ…と生まれも育ちも千葉の私は思うのです。

で、垢抜けないことを認めた上で思うのは、垢抜けない魅力っていうのはないのか?垢抜けなくちゃいけないのか?垢抜けなくたっていいじゃん!と思ってはいけないのか?この辺、妙な東京コンプレックスみたいなもんが見えて正直そっちの方が嫌です。千葉で行政関連の仕事をしていると、常にこの問題に晒され続ける。

続いて。仮に「垢抜けたい」もしくは「垢抜けているんだから認めいられたい」という願望が県民のものだったとして、「お洒落なロゴを作るとそれは達成できるのか?」という。何でロゴなんだよ!おい!そんなことしたぐらいで県のイメージなんて変わらないって!ロゴでどうにかなるという考え方そのものが、確かに大いに垢抜けない(笑)。

で最後。仮にお洒落なロゴを作ると垢抜けたイメージになれるとして(←強引)。なんで平仮名?難読地名でもあるまいし、何しろ県名だし。安易にひらがなとかローマ字とかに走るのはいい加減やめたほうがいいと思うよ。企画書には大抵「ソフトなイメージになる」「誰にでも読めて親しみやすい」とか書いてあるんですよ!発行物の名前作るときとかね、変な話平仮名にしておかないとコンペで落とされるぐらいの勢いですからねえ。漢字っていう素晴らしいものがあるんだから…使いましょうよ。

以上がロゴに関する感想でした。空しいな…。