新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

裏側とか忍耐力とか

徒然です。
仕事柄いろんな業界とか人とかの裏側を垣間見てしまうことは多いんですが、しかしこれってどうなんだろうと最近思い始めております。
若い頃は何でも面白くて興味津々で、しかもいちいち感動したり、びっくりしたり、皆は知らないんだろうなあ〜なんてことを知った日にゃ誰かに話したくてしょうがなかったり…。でもだんだん鈍くなってきたというか…今度は裏側を知らせてもらわなくても大体想像がつくようになってきてしまう。少なくとも「ああ、なるほどね」ぐらいのにぶーい感じで受け止めるようになる。最近はそれがちょっと進んで、「もうそんなことはイチイチ教えてくれなくていいっす」っていう感じの拒絶反応が出始めまして。
勿論「おおっ」と驚けるような面白いことを知ることもあるので、それはもう感謝なんですが、大体裏話って汚い話が多すぎですよ。もういい!って気分になる。もちろん世の中そういう話がいっぱいあって、それが現実だってこともわかっているんですけれどもね。汚い話から目を背けたいっていうのともちょっと違っていて。
実は今日「もうそんな話はどこにでも転がってますからイチイチ言わなくていいです!」っていう気分に激しくなりました。
何故そういう「実はあの人さあ…」とか「実はあの会社ってさあ…」みたいな汚い話を好むんでしょうかね。しかもその裏に「さあ驚いてくれ、すごい情報だろう」っていう相手の気持ちが透けて見えるし。
社会的に凄く偉くて、凄くお金持ちで、凄く年齢も上で…っていうおっさんに「驚け!」とイヤラシイ視線で強要されるとついうっかり「へえー。わあー。そうなんですかあー」とやってしまう自分もなんだかよ…。これを2時間やり続けるのは結構拷問に近いんですが(笑)。しかも仕事上の問題として「バカっぽくなってはマズイ」「相手を喜ばせなくちゃいけない」「早めに切り上げないと」とかそんなのが立ちはだかってるんだもん。
こういうのを上手く乗り切れるようにならないとダメですねえ…大人になれていないというか。サービス業の方とかはこういう思いを毎日しているわけで、本当に頭が下がります。
私に足りないのは忍耐力なんですね、きっと。気付かれないようにため息をつく技とかの方が先に習得できそうだけど、忍耐はどうかなあ。難しそう。

そんなヘドロのようなものが心に溜まった矢先だったので、コトー先生見ていてヘドロが浄化されました。浄化されましたがだるくてしょうがないのでコトーの感想はまた明日…。ああ週末か。早いな。