新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

この際もうどっちでも

昨日NHKでやっていた龍馬暗殺の黒幕は誰か?というやつ。双方向放送をなんとか生かしたいとちょっと必死な政策側の意図などこの際考えず、「こりゃー無理のある話だわ」と思ってしまった。

とりあえずテーマが「黒幕は誰か?」なので、実行犯は見廻組に確定されている前提。そして黒幕と言っても「三浦が」とか「紀州が」などという小さい話ではなくて(いや十分大きいけど)、要は幕府側か倒幕側かという非常にでっかい括りで。さすがにそれじゃ…ということかどうかは知らないけど「会津」or「薩摩」という展開になっておりました。
すっごい興味はあるんだけど、どーせ結論なんて出ないよなあ〜と思ってしまうのがこのテーマ。とりあえず容保公のあの凛々しくも誠実そうなお顔を見ていたら「そりゃ薩摩の仕業だ」と言いたくなってしまう。そんな悪いこと考える人に見えないもん…とか(笑)。でも冷静になって「せごどん」とよーく見比べてみると、実は暗殺指令を出しそうに見えるのは容保公の方だったりしちゃって。目が…目が鋭すぎ!何度も観ている写真なのにちょっと驚きました。こういう人が動いたり微笑んだりするところを観てみたいですねえ。表情によってすごく変わりそうな気がします。

なんて妄想はどうでもいいんですけれども、とりあえず薩摩説圧勝で終了。でも逆にオチとしては想像できる範囲なので面白くはなかったですねえ。どっちかってと会津説のオチが観たかった…くう。

途中会津説の中で「実行犯に新選組を使わなかった理由」が「彼らは自分がやったら、やったやったと喋らずにはいられないから」というのが物凄くツボでした。いいのか公共放送、そんな楽しい理由で…(笑)。
もひとつ。所司代は何で出てこなかったんだろ?同じ幕府側なら守護職というよりも所司代の方がもごもごもご(強制終了)。