新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

聞こえているのかっ!

難しいですねえ他人の子供に声を掛けるというのは。
我が家の前の路上に小学校高学年と思しき男の子が二人。地べたに座ってリュックを投げ出してラジコンカーかなんかを走らせていたんだけど、もう夕暮れ時でね。ウチの前って公園の前でもあるから路地の割には車どおりも多くて危ないんですよ。遊びに来ていた娘のお友達を送っていくところだったんで、一瞬素通りしてしまいそうになったんだけど、気付いたら足が止まってた。
普通に注意したんですよ、危ないから公園の中に入りなさいよって。でも今の子って返事をしないんですよねえ。で、ちらっと私の顔をみて「ふん」て顔をするわけです。思わずそれに頭きちゃってねえ…。まったく動こうとしないし。それで思わず「ちょっとあんたたち聞こえてる?聞こえないのかなあ〜この耳は?」とずんずん詰め寄ってしまった大人気ない私。ついつい自分の子供を叱っているときと同じになってしまうんですが。それでも知らん振りで聞こえない振りで、なんだかちょっと空しかったですねえ。
でもここで怯んだら負けだ(って勝負事じゃないんですが)と思い、「ちょっと〜あんたたちい〜」と思わず桜塚やっくん並みに文句垂れてしまいました。まず聞こえたなら返事をしなさいよと、ついでにどんだけ危ないかと、最後に「ウチの前で事故起こされたらおばさんが困るんだよ!」と…。まあ勝手な言い分ですけどね。
だって何かあってから「大人が気付いていたのに注意しないなんて」ってことになっても後悔するの私だし。変な話だけど、自宅前で子供が車に轢かれました…なんてこと、ここに半永久的に住む覚悟をしている私としては絶対嫌だもん。
こうなりゃ根競べだ…ってしつこく付きまとってたら(何か悪い奴っぽいな)、最後は公園内に入ったけど。きっとうっせーババアだなあって思われてるんだろうなあ〜ふう。私だって嫌だよ…見知らぬ子供に嫌われたいわけじゃないもん。
子供なんだからそういうキケンが察知できないとか、判断できないのは当たり前だと思うし、別にいいのそれ自体は。だけど「危ないよ」と注意されたらそれを即「怒られた」みたいに捉えるのはどうなんだろう?「え?危ないんだ…じゃあ移動しよう」じゃいけないのかね?お互い悪意があってのことじゃないんだから、普通に会話しようよ〜と思ってしまった。
ホント、世知辛い世の中だよ…。私が古いタイプなのかねえ。